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惑星係数1の定理

更新日:2023年10月9日


この定数原理の概念は境界軸の定理が必要なために作り上げた空想科学になります、がち魔王作中に出てくるスペンサー榊が異世界に降り立ちその世界の科学者ビレッジ・カーターとのやり取りを使ったシナリオで原理を説明しているプロットから参照したものです

新たな理論を定説するために一般相対性理論を一部否定しております、ご容赦くださいませ


定常理論 宇宙定数ラムダ

宇宙は停止しているという理論

しかしこれは宇宙膨張理論により覆される


・しかし膨張は一定では無いと推測する、宇宙の膨張は加速しているという理論

宇宙のボイドには何も無いと言われているがわずかに抵抗があるという事がわかる

膨張が加速するという事は宇宙には加速する力と減速する力があり

宇宙が広がる前の空間にはそれらの抵抗が無いと推測するならば宇宙の膨張は加速する


一度覆されている定常理論は間違いでは無く惑星係数の範囲にあれば

惑星係数により支配される力が強くなる、故に定常理論により静止した世界が生まれる事になる


宇宙の膨張は宇宙になる前の空間に近い狭間付近で膨張加速が強くなり

近い銀河団であればあるほど膨張に引きずり込まれる


ビックバンに中心点があるとするならばその付近の惑星系であればあるほど

終息する力が増し中心から反対側の遠い果ては果てであるほど地球からは観測出来ない事となる


考えられることから宇宙には膨張理論と定常理論がともに合わさって存在していると推測できる

更に宇宙の膨張は宇宙空間の銀河団の数により膨張は一定では無いと推測する事が出来る


ビッククランチが起こるとするならば膨張力より収縮力が上回る必要があるが

宇宙が広がる前の空間が抵抗が無かったとするならば収縮力が上回る事は限りなくゼロである

超新星爆発の理屈は当てはまらない事になる


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この物語は空想科学になりますので一般の定説とは異なります =========================================



ビレッジ 「榊と言ったわねとりあえず私の研究所がこの崖の下に有るからそこまで崖を下るわよ」

榊 「おい、まて下るつったって絶壁だぞ」

ビレッジ 「だから?」

榊 「こんな崖から飛び降りたら死ぬだろ?」

ビレッジ 「はぁ?これごときの崖から飛び降りて死ぬわけないでしょ」

榊 「何を言ってる20mはあるぜ」

ビレッジ 「これごときの高さから飛んで死ぬってどういう理屈なのかしら?」

セナ3 「マスターおそらく大丈夫です降りましょう」

榊 「大丈夫な訳ねーだろ」

ビレッジ 「先に行くわよ」

タッタッタ

榊 「まじで行きやがった」

ビレッジ 「早く来なさいよ」

榊 「どうなってるんだ…化け物かあの女」

セナ3 「いきます」

榊 「くそ」

たったった

榊 「ばかな、体がなんともねー普通に飛び降れたぜ」

ビレッジ 「どうやらあんた達が別の世界から来たというのはまんざらではないようね」

榊 「説明しろ、どうなってるんだ?」

ビレッジ 「説明…って言ったって常識をどう説明すればいいのよ」

セナ3 「私が説明します」

榊 「セナお前にわかるのか?俺と一緒に来たお前に」

セナ3 「はい、これは物理で説明が出来ます」

ビレッジ 「面白そうねあなた達の解説を聞いてあげるわ」

セナ3 「収束速度という言葉を知ってますか?」

ビレッジ 「ええ、ああなるほどね、分かったけど続けて良いわよ」

榊 「・・・・」

セナ3 「収束速度とは重力、摩擦係数、質量などから計算される限界速度の事ですが物体の質量や体積により行き着く速度の限界点というのがあります、質量の高いものは速度がまし質量の小さいものは速度の限界値が低いという原理です」

榊 「・・・・」

セナ3 「わかりやすく言うと人間はビルの屋上から飛び降りると死にます、少なくとも私達の世界ではそれが常識です、ですがアリのような小さいものは死にません、それは収束速度の限界が体積や重量によってすぐに限界が来て他の抵抗に阻害されるからです」

榊 「・・・・・」

セナ3 「小さいものは地面に落下した時の衝撃を受ける前に空気抵抗などの摩擦や上昇気流、風の抵抗によって飛ばされたりしますし、小さい質量のものは衝撃も小さいからです」

ビレッジ 「つまりあなた達は私たちに比べると遥かに巨大な星からきたということかしら?」

セナ3 「おそらくそれも少し違います、重力係数にはあまり変化は今の所感じないので生物だけがここの世界の人はかなり小さいということでしょう、今下った崖は私達の世界では多分10cm程度の高さなのでしょう」

榊 「まじかよ、いつのまにか小人になってたということか」

セナ3 「物理的な結論で行くとそうなります」

ビレッジ 「あなたは頭が言いようね?」

セナ3 「私はアンドロイドですので」

ビレッジ 「なにかしらそれは?」

セナ3 「人工的に作られた生命体という事ですね」

ビレッジ 「ふむ、私達の世界でいうホムンクルスのようなものかしらね」

榊 「それが有る事の方がやべぇと思うぜ」

ビレッジ 「あなた達が小人化した事はわからないけど何処の星から来たのかは興味が有るわね、どういう原理で来たのかしら?」

榊 「原理などはわからねぇが死を管理している者の力を借りた」

ビレッジ 「死を管理…?一体どういう原理の科学なのかしら?」

榊 「科学…ねぇ」

ビレッジ 「あなた達の科学の発展は何処まですすんでいるの?」

榊 「一応知ってる代表的なのはニュートンの重力力学という絶対空間絶対時間とアインシュタインの一般相対性理論という時空の歪みっていう事で定説されている」

ビレッジ 「なるほどね、第2原理までということかしらね」

榊 「第2原理?てかなんだそりゃ?それが全ての理って事じゃないのか?」

ビレッジ 「おそらくそこまでの科学力だと光の原則を軸にしていないかしら?」

榊 「そうだな光速度不変の原理って言うらしいが」

ビレッジ 「フフン、じゃぁその先は知らないのね」

セナ3 「その原理を覆すものは無いと今の所言われています」

ビレッジ 「光速度不変の原理で言うと時空の歪みで動いてる物の時間は遅くなると言う原理ね?」

セナ3 「そうですね」

ビレッジ 「確かにその原理だと光速度がその限界になるわ」

榊 「・・・・・おいおい、こりゃノーベル賞レベルの仮設を聞けるって訳か?」

榊 「この世界の事をもっと知っておく必要があるぜよかったら教えてくれ」

ビレッジ 「そうね良いわよ、こっちの世界の常識を教えて上げるわ、私達の世界では第一原理と第二原理を合わせて作り出された第三原理というのがあるのよ、言い方を変えると惑星係数1の定理だとか絶対1Gの理論と言われているわね」

榊 「惑星係数1の定理?」

ビレッジ 「そうねこの定理ではワープ理論は殆ど覆されてしまった訳だけどね、あなた達の死の管理という科学はわからないけどまずはこの第三原理を説明してあげるわ長くなるけど良いかしら?」

榊 「いいぜ、逆にこっちとしちゃ世界を知れる良い機会だぜ」

セナ3 「・・・・」

ビレッジ 「第2原理では光速度不変の原理から大きな質量がある所は空間が歪みその力によって時間も歪むという定理ね、第一原理では空間は絶対的なものだから変動はしないと言われていたが第2原理でそれは覆された」

榊 「ああ、ニュートンの力学をアインシュタインが塗り替えた感じだ」

ビレッジ 「そちらの科学者のようねその2人は、でも第三原理ではその第一原理の絶対空間から絶対領域不変の法則というのが提唱されたのよ」

榊 「そりゃ理論が退化してるぜ」

ビレッジ 「してないわ、重力によって空間が歪むのは事実、けどこの惑星系数1の定理では重力がプラスに動いてもマイナスに動いても歪むという事がわかっているのよ、これは尺度を光速度不変の原理で例えてしまうと見えない原理」

セナ3 「ということはそこで現れたのが光の尺度以外の物理ということですか?」

ビレッジ 「そうね、大まかに言うと惑星系によってこの1Gという中身が違うという事ねつまり光速度不変の原理でいうとこの1Gの原理にどうしても阻害されてしまうから絶対時間が導き出せないという結論になるのよ」

榊 「・・・」

ビレッジ 「そこで惑星係数1の定理で使われた尺度っていうのが空間原理を利用した絶対空間探知不動の原理というものなの」

榊 「まったく意味がわからん話になってきたぜ」

ビレッジ 「これは簡単に言うとその空間のなかではあらゆる力学の影響を受けない絶対的な感知システムがあるという感じね」

ビレッジ「宇宙の膨張には変動があるけれど空間自体は不変的なものと考える理論でそれを捉える理論ね」

セナ3 「なんとなく見えてきました、つまりは完全に時間の遅れを除外する理論という感じですか?」

ビレッジ 「そのとおりよ、ある科学者が数十年におよび惑星系の外まで絶対感知領域を広げた」

榊 「その絶対感知領域ってのはなんだ?」

ビレッジ 「これはその空間内では物理の影響を受けない絶対的な感知をする原理ね、これによって相対的な理論は覆されたの、力の影響を空間原理で説明するのは不可解とされ力学とは区別されたの」

セナ3 「それで結局の所その惑星係数1の定理で使われている絶対感知領域の正体はなんなのですか?」

ビレッジ 「そうね、これはあなた達の死の科学と似ているかもしれないけど魂魄係数という物理ね」

セナ3 「魂魄…」

榊 「いっとくが俺たちの世界にも死の科学なんてのはねーぜ、ただそれを司る者の力をかりたってだけだ」

ビレッジ 「まぁおそらくあるわよ、この魂魄係数ってのは空間の境界領域を超える事が出来るとされているのよこれはあらゆる力学の影響を受けない原理で構造されていていることからこれを分散し広範囲に複製し惑星系を覆うまでの領域をカバーすれば良いと考えられた魂魄原理」

榊 「なんだよそっち系の話か…ノーベル賞には程遠いぜ」

ビレッジ 「そっち系がどっち系か知らないけどね、言っておくけど我々人間に探知出来るものはまだまだ限られているのよ、人間は探知出来る受容体や媒体が無いものは探知出来ないから存在を信じないだけ、あなた達の世界に元素が何通り有るか知らないけど私達の世界では153通り発見されている」

セナ3 「我々の世界より40種ほど多いです、これだけでも文明の格差を感じますね、マスターは素直に聞き入れる方が良いとおもいます」

榊 「、、、、」

ビレッジ 「話を戻すとねこの魂魄原理によって第2原理は覆されたの、光速度不変の原理で相対的な原理は力の影響を受けるから歪むが第三原理では力の影響は受けない絶対感知が可能になり質量による空間の歪みの力が物質の時間や質量を変動させるに過ぎないという事が証明された」

セナ3 「つまり第三原理では第一原理と第二原理を区別し新たな尺度の第三原理が主流という事ですね」

ビレッジ 「そうね大まかに言うと第1原理も第2原理もどちらも正しく流動的なものと不動的なもので区別されたという感じね」

榊 「歴史の偉人たちの考えはどちらも正解だったという事か」

ビレッジ 「それでここからが本筋にはいるのだけどこの惑星係数1の定理を使うとあらたな発見があったのよ」

榊 「さらに神秘の発見ってか」

セナ3 「魂魄の原理も少し不可解で分かりづらいですね」

ビレッジ「うーん、そうね魂魄といっても実際は思念によるインフレーションね」

ビレッジ「少し根源的にな事をいうと世界にはある種の力の法則があるのよ」


セナ3「それは強い力、弱い力、電磁気力、重力と言われている物理の事ですね?」

ビレッジ「ふむ、あなた達の世界観ではそこで止まってるのかしら?」

榊「まぁそれが力の基本原理みたいに言われているな」


ビレッジ「実はそこには見落としがあるのよ、そのどれにも関わる枠組み的な

動く力という根本的な力があるのよ」

セナ3「動く力…」

ビレッジ「そう、これは力の根源でもあり枠でもあり物理でもあり、それ以外にも及ぶ力」

榊「それ以外にも?」

ビレッジ「そう、これは4つの力の法則にも混在しているし枠でもある根本的な力」

セナ3「・・・まさかそれ以外というのは・・・」

ビレッジ「察しが早いわね、それ以外というのは思念や思考のような物にも混在する力よ」

ビレッジ「力の根源にはどれもこの動く力が混在している」

ビレッジ「光速度不変の原理だと光の速度の限界がある訳だけど光より早いものはいくつか存在するのそれは宇宙の広がりの根源とも言えるインフレーション」

ビレッジ「これは光など圧倒的に凌ぐ速度、第3原理にはインフレーションに対する動く力があるのよ」

セナ3「この動く力というのは物理の動力的なものとは違う根本的なものですか」

榊「ちっ、そう言う事が俺たちの世界が劣ってるのはその根源を見落としていた訳か」

セナ3「物理学の限界では光速度不変の法則ですので物理の領域を超えたものですね」

ビレッジ「私達はこの根源である力には逆説的な力もあると考えたわ、それが止まる力」

セナ3「単純な話ですが対局と言うよりは枠が広い捉え方ですね」

ビレッジ「この止まる力は後に話す静止領域に関わってくるけど今は飛ばすわね」

ビレッジ 「そして魂魄原理だけどこれに動く力が作用しているの、あなた達の科学では思念体の科学はほぼ進んでない様ね」

榊 「思念体に科学なんてあんのかよ?」

ビレッジ 「有るに決まってるでしょ、そもそもイメージや思念をそっちではどうやって出したり拾ったりしてるのかしら?」

榊 「そんなの拾えたら超能力者で普通の人間は出来ねぇよ」

セナ3 「私達の世界では基本人間は出来ませんがイルカなどの動物は超音波や振動など反射の原理で送受信したりするものがいます、ファクシミリに似た原理だとか」

ビレッジ 「ファク…シミリ?」

ビレッジ 「じゃぁファクシミリ原理とでも言っておきましょうか」

榊 「ファクシミリ原理ねぇ」

ビレッジ 「この可視化出来ない元素ファクシミリは空間中に溶け込んでいるのよ、この元素に思念体を結合出来る結合元素がありこの思念体がそれによって形をなしたものがいわゆる幽霊や精霊などってことなのだけど」

セナ3 「・・・・・」

ビレッジ 「魂魄…いわゆる魂と言われているものはこのファクシミリ元素によって形成されている、この集合体の純度が高いほど知的生命体になる確率があがるというのが魂魄理論よ」

ビレッジ「一応元素と言ったけど本当は違うけど今は例えとしてそう捉えて、さっき言った元素は物質、けど思念は光より早いインフレーションのようなものね」

榊 「いいぜ、すると猫と人間じゃこのファクシミリ元素の純度が違うってことになるのか」

ビレッジ 「そういう事ね、もっと解析すると元素の密度によって情報量が違うということかしら、この魂を宿す魄だけど人間という生命体構造この魄は情報を格納するのに非常に優れているのよ、だから純度の高い思念体を体に融合することが出来るの」

セナ3 「ここらへんは人体の情報を科学では凌駕出来ない理屈にも符合しますね」

榊 「そうだなDNA1グラムでCD1兆枚分のデータを保存出来るってのが人体の情報量だ」

ビレッジ 「幽霊は単純にこの元素が足りずに魂の状態で形だけを成したもの、精霊になるとその純度が増し元素を利用し振動や思念を飛ばしたり出来る存在になるということね」

セナ3 「なるほどそうかんがえると幽霊も科学という分野になるという事ですか」

榊 「なんか夢も無い世界だな…」

ビレッジ 「あら?夢を現実にってのが科学の基礎概念じゃないのかしら?」

セナ3 「そのとおりですね」

ビレッジ 「それでね、その情報量ってのがこの第三原理には必要なものなのよ、空間に溶け込んでいる最大の情報量を力学に阻害されないように探知する事が出来るのがファクシミリ理論という事かしらね」

堺 「ファクシミリは…そんなに壮大なものじゃ…」

ビレッジ 「魂魄理論はなんとなく分かってもらえたかしら?」

榊 「まぁだいたいはな…」

ビレッジ 「でここからが本番なのだけど、この世の空間には流動な領域と不動な領域が有ることがわかったの、流動な広域ってのは普通の宇宙の摂理そのままで第2原理で殆ど説明がつく、」

ビレッジ 「ここで新たに発見されたのが不動な領域」

榊 「不動な領域?」

ビレッジ 「つまり全く動きが無い領域の事ね、さっき少し触れた止まる力の集合領域よ」

セナ3 「停止した世界という事でしょうか?」

ビレッジ 「まぁあたらからず遠からずって所ね、その空間では不動故に何も存在が出来ない空間って事ね、科学では元素まで拡大しても中身は流動的なものなの、つまりどんなミクロなものでも動きが有るから現象が起きるという基本原理ね、動く力が混在している」

榊 「不動って事は元素すら動くことが出来ずに存在すら許されない空間って事か?」

ビレッジ 「そのとおり」

榊 「ふっ」

ビレッジ 「惑星ってのは実はその殆どは隅に追いやるように形成されている、水面の泡の集まる所のように星々も同じ形成体にあるのよ、そしてその何もない空間の僅かな中心にその不動領域が僅かに存在する」

セナ3 「そこは重力や光の現象の全く影響を受けない領域ということですか?」

ビレッジ 「正確に言うとその領域に到達する前に殆どの力は打ち消されてしまい中心は不動領域になるという事ね、到達しても非常に弱い力故に流動の力はうちけされてしまい不動に陥る」

榊 「言う慣ればブラックホールとは真逆の空間ってところかね」

ビレッジ 「まぁ近いわね、圧縮する力に対して無にきす力って事ね」

ビレッジ「この二つは真逆の理論だけど人間が踏み入るとどちらでも元素単位でバラバラになる」

セナ3 「惑星係数1の定理によってその力の影響を受けない空間も発見出来たという事ですね」

ビレッジ 「そうね有限な力によっては決して到達出来ない空間って事ね、これこそが第三原理のファクシミリ理論を使った空間中の全領域を即座に探知出来る魂魄原理で発見出来たのよ、思念体は壮大な情報量を空間という媒体により共有しているの」

セナ3 「私達人類の科学では想像も出来ない理論ですね」

榊 「でその不動空間はどうしてんのさ?」

ビレッジ 「さぁね」

榊 「さぁねって…おい」

ビレッジ 「第2原理でも発見は出来ても到達が出来ないように第3原理でも感知は出来ても手出しが出来ない領域なのよ、なにせ不動の領域なのだから、人間はそこに到達する前にバラバラになり元素単位でズタズタにされるのだから到達不可能ね」

セナ3「第三原理の思念のインフレーションでも探知は出来ても到達は不可能・・・」

榊 「まさに消滅って事か…」

セナ3 「しかし今の話だけでも我々の常識のはるか上をいっています」

榊 「まぁ俺たちは死に対しても殆ど理解してないって事だしな今のこの状況も流れに成り行きを任せているだけだ、だがなんとなく見えてきたぜ魂は移動出来る原理ってのが、あいつはこの力をもってるって訳か」

ビレッジ 「まぁ私は第三原理の上の第4原理もあると思ってるけどね」

セナ3 「第4原理・・・」

ビレッジ 「ワープ理論は覆しても境界域の移動は第3原理では不可能なのよ、なんせ探知出来たってのがこの第三原理の限界だからね」

ビレッジ「ちなみにこの第3原理でも宇宙の膨張の先は見えていないわ、恐らく何もないんでしょうね、第三原理は空間原理だから何も無ければ何も見えないという証明ね」

ビレッジ「因みに膨張の中にある星々の最果ての銀河体はこの小石程度で空間自体は都市並みではないかと言われているわね、何もない空間では距離を測る術もないからね」

榊 「奥が深すぎるぜ、死の狩人って奴はこの上の原理をいく存在って事か」

ビレッジ 「ほう…死の狩人、興味深いわね…今度紹介しなさいよ…」

榊 「まぁ今度機会があったらな、こっちからコンタクトするのは不可能だし」

ビレッジ 「ふむ…まぁあんた達がこっちに来たってことは第3原理の上があるって事が確信出来たって事だしね…で?あんたたちはどんな理由でこっちの世界にきたのかしら?」

榊 「まぁ世界を救うための人探しってところかね」

ビレッジ 「世界を救う?魔王を倒す勇者ってことかしら?」

榊 「魔王ときたか!そんなのいんのか?」

ビレッジ 「いるわよ、ふざけた小僧の魔王がね」

榊 「おいおい、どんだけファンタジーな世界なんだよここは!」

セナ3 「マスター私達の目的は美咲様を探す事ですので魔王討伐などではありませんよ?」

榊 「まぁそうだが、今は情報がまったくないからなどんな行動をしても一緒だろ」

セナ3 「はぁ…」

ビレッジ 「あなた達いい素材だから私の助手になりなさいよ?生活には困らないわよ、サービスで捜索隊も手配してあげるわ」

榊 「ほほう、ありがてーじゃねぇか少し厄介になるかね」

セナ3 「マスターが良いのであれば私は従いますが後で帰ったら笹子氏博士にしかられそうです…」



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